
一見勝之三重県知事は19日、夢洲(大阪市此花区)で開かれている大阪・関西万博の県ブースを初めて視察した。県の担当者から展示内容などの説明を受けたほか、来場者に来県を呼びかけた。
県によると、一見知事は午後1時から県ブースを視察した。10日に始まった特別展示「イマーシブ熊野古道」を体験。白衣と菅笠を身につけ、映像や音声で再現された熊野古道を楽しんだ。
このほか、県ブースが入る関西パビリオンの森健夫館長から関西パビリオンの状況などについて説明を受けた。ブースの来場者には「どこから来ましたか」と声をかけ、来県を呼びかけた。
県ブースには、4月13日の開幕から今月18日までに11万6683人が来場した。関西パビリオンの入場には事前予約が必要で「なかなか入場できない状況」(担当者)という。
イマーシブ熊野古道は28日までの開催。29日からは、伊勢神宮の内宮正殿鰹木を展示する。9月22日には、県を代表する祭りが一堂に会するイベントを万博の会場内で開く。