
【亀山】特定非営利活動法人「亀山市スポーツ協会」(豊田利一会長)は18日、同市関町萩原の名阪関ドライブインで、本年度通常総会を開き、加盟22団体から関係者ら計45人が出席した。
総会に先立ち、永年にわたり同協会の発展に寄与した、中村愛さん(バレーボール)と山内宗吉さん(軟式野球)のほか、令和6年度全国大会に出場した入賞者や東海、県大会で優勝した個人20人と1団体に豊田会長が表彰状を手渡した。
総会では、陸上競技大会や、市駅伝競走大会の開催、スポーツ少年団養成講座のほか、指導者研修会への参加などを盛り込んだ、本年度事業計画案と収支予算案を承認した。
高校新人陸上競技東海大会の男子砲丸投げで優勝し、U18全国大会では6位に入賞した、県立亀山高校3年生の前出春信さん(17)は「7月に広島で開催するインターハイに向け、練習している。砲丸投げは、自分の記録が結果につながる」と話した。
豊田会長は「今年度も引き続き、『する・みる・支える』のスポーツを通じた、健康維持増進のため、市民スポーツの普及、振興に努める」とあいさつした。
来賓あいさつで櫻井義之市長は「近年、若い世代が多種目にわたり、県や東海、全国大会で活躍していることは力強く頼もしい」といい、「スポーツの力で、夢や希望、感動を与える協会として期待している」と述べた。