ポータブル電源など寄贈 三重精機が桑名市に 大垣共立銀私募債活用

【贈呈式で目録を手にする伊藤市長(中)、感謝状を手にする髙橋代表(左)と吉成常務=桑名市役所で】

【桑名】三重精機(桑名市上野、高橋宏和代表)は16日、保育所に設置するポータブル電源など、停電時や災害時に必要となる物品を市に寄付した。

市が子育てしやすい町の推進、安全・安心な保育環境の充実を図っていることに賛同し、大垣共立銀行が同社から受け取るOKB地域応援私募債「拍手喝債」の発行金額の一定割合相当額を充当して寄贈した。

高橋代表と同行の吉成広行常務らが同日、市役所を訪問し、キャリーカートを含むポータブル電源、ソーラーパネル、災害用多機能メガホンの目録を伊藤徳宇市長に贈呈した。

市は寄付物件を桑陽保育所に設置する。同行が提供するOKB地域応援私募債「拍手喝債」は、企業が資金調達する際に発行金額の一定割合相当額を物品や寄付金で地域の学校や公的機関、医療機関などに寄贈するもの。