亀山・関地蔵院で絵手紙展 サークル会員らの150作品 三重

【絵手紙展を開く伊藤代表=亀山市関町新所の関地蔵院で】

【亀山】三重県の亀山市観光協会は15日から、同市関町新所の関地蔵院庫裡(くり)で、絵手紙サークル「関宿絵手紙SEN」(伊藤千恵代表)による絵手紙展を開く。17日まで。午前10時―午後3時。

同展は、国が進める重要文化財活用イベントの一環。関地蔵院は、地蔵堂と愛染堂、鐘楼堂の3棟が、国の重要文化財に指定されている。

会場の庫裡には、サークル会員らが般若心経にお地蔵の絵を描いた作品のほか、わら筆で描いたゴギョウの花ともいわれる母子草(ははこぐさ)や、新聞のカラーページをちぎって貼りつけた絵手紙計約150点を展示する。

伊藤代表は「折ったりちぎって貼ったりなどいろんな技法で施した絵手紙を楽しんでもらえれば」、同協会の本間一也事務局長は「重要伝統的建造物群に選定されている、東海道五十三次47番目の宿場町「関宿」の散策も楽しんで」と話していた。