三重県は14日、新型コロナウイルス感染状況(5―11日)を公表した。1医療機関当たりの新規感染者は平均0・73人で、前週から20%減少。インフルエンザの新規感染者は平均0・44人で13%増加した。
県によると、新型コロナの1日当たり新規感染者数は、前週より10人ほど少ない50人と推計される。11日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した新型コロナの患者は5人増の18人となった。
感染症対策課は「新型コロナとインフルエンザの感染者数は落ち着いているが、大型連休の影響が出る可能性もある」と説明。「例年は夏にかけて感染者が増える傾向にある。対策を続けてもらいたい」としている。