高齢者の学びと交流の場に 津で「ふれあいカレッジ」開講 三重

【山本学長(左)に決意を述べる宮武さん=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

【津】高齢者の学びと交流の場「第15期ふれあいカレッジ」の開講式が13日、三重県津市一身田上津部田の県総合文化センターであった。津市在住の64―84歳の女性23人、男性16人が10月までの半年間、座学や実習など全16回25科目を受講する。

高齢者の仲間づくりと社会参加を目的に活動するボランティア団体「ふれあい長寿津」(瀧薫代表、会員204人)が実施する赤い羽根共同募金配分事業。

式では同カレッジ学長の山本悦男・同団体副代表(76)が「知識を深めるだけでなく、超高齢社会で皆様が自助、共助の面において社会で活躍することを期待している。新たな友人をたくさんつくり親交を広げて」と激励した。

受講生代表のあいさつは宮武新次郎さん(77)=高茶屋4丁目=が「日々生きる意味を考えながらコミュニケーションを取り、多くの仲間とかけがえのない5カ月になるよう頑張りたい」と決意を述べた。

同カレッジは平成23年から開催しこれまでに434人が修了している。この日は開講式後に特別講話があり、前葉泰幸市長が「合併から20年目」と題して話した。