
【鳥羽】色彩豊かなステンドグラスの作品展が、三重県鳥羽市鳥羽の観光交流施設「鳥羽大庄屋かどや」で開かれている。25日まで。火曜休館。
出展したのは、ステンドグラス工房「スヌーグ」(志摩市磯部町)の教室に通う20―80代の約40人と、工房の代表の西村好信さん(76)。工房開設10周年を記念し、初めて生徒の作品展を企画した。
色とりどりのガラスを組み合わせたランプシェード、ネコをモチーフにした壁時計、家の形をしたランプ、アクセサリー、オブジェなど約百点が並び、会場を彩っている。
代表の西村さんは、会社員だった約30年前、ステンドグラスに魅了され、独学で作品作りを始めた。退職を機に、大阪府から志摩市に移住し、ステンドグラスの工房と教室を開設。教室ではベテランから初心者まで、生徒らが自由に創作を楽しんでいる。
西村さんは「ステンドグラスは色ガラスの組み合わせが楽しい。多彩で、光を通せばまた表情が変わる。作品展を通じ身近に感じてもらい、興味を持ってもらえたら」と話していた。