
【亀山】三重県亀山市御幸町の市立図書館(高重京子館長)は10日、同館多目的室で、未就学児童や小学生の親子らを対象に「わくわく・どきどき・絵本を遊ぶ」と題して、大型絵本の読み聞かせイベントを開き、親子ら計21人が楽しんだ。
イベントは、同館の「学びの場からつながる場へ」を基本理念に、絵本を通じて、子どもたちに豊かな心と感性を育んでもらうのが目的。
この日は、市民ボランティア団体「おはなしの会マミーズ」の谷川博子代表ら会員8人が、「おかあさんだいすきだよ」や「ふしぎなはこ」、「ヘビのニョロリンさん」など新刊計8冊の絵本を読み聞かせた。
3歳の娘と参加した29歳の母親は「いつも図書館で絵本を借りては、家で読み聞かせています」と話していた。同会は、11日の母の日に合せて、参加した人に手作りカーネーションをプレゼントした。
同館は、「子供の読書活動優秀図書館」として4月23日、令和7年度文部科学大臣表彰を受賞した。