【四日市】三重県警四日市南署は9日、四日市市内の60代男性会社員がSNS(交流サイト)で知り合った人物に、795万円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
同署によると、男性は昨年11月、SNSで知り合った人物に「仮想通貨で稼いでいる。半年で7倍に増やせた。余剰資金があるなら一緒にやってみないか」などと、暗号資産への投資を勧められた。
男性は架空の投資サイトに登録し、購入した仮想通貨「イーサリアム」を11回にわたって指定されたアドレスに送信。サイトに表示された利益を出金できず、不審に思ったことをきっかけに被害が発覚した。