鈴鹿の建築会社、破産手続き開始決定 負債1億6100万円 帝国DB四日市支店・三重

帝国データバンク四日市支店は9日、三重県鈴鹿市西条の「プロヴァンス・ハウシーズ」が先月25日付で津地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。負債は約1億6100万円の見込み。

支店によると、同社は平成17年9月に設立した住宅建築工事業者。欧風デザインをコンセプトに新築やリフォームを手がけ、21年7月期には約2億9500万円の年売上高を計上した。

しかし、資材価格の高騰などによって赤字決算が続いたほか、同業者との競争激化によって受注が減少。昨年7月期の年売上高は約1億1500万円に落ち込み、今年2月に事業を停止した。