飼育生き物がカードに 鳥羽水族館70周年記念で販売 フォトコンも 三重

【ラッコやジュゴンなど鳥羽水族館が飼育する生き物が登場するコレクションカード(同館提供)】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館は、5月15日に迎える創立70周年を記念し、飼育する約1200種の生き物の中から、同館でしか見られないラッコやジュゴンをはじめ、魚類や鳥類、は虫類など70種の生き物が登場する「TOBA AQUARIUMコレクションカード」(一パック5枚入り、500円)を販売している。

飼育種類数日本一を誇る同館の多種多様な生き物を知ってもらおうと、初めて企画した。カードは縦8・8センチ、横6・3センチ。表面には広報担当者や飼育員らが撮影した写真を掲載し、裏面は生き物の解説や飼育の裏話、推しポイントを紹介している。

ノーマルカード72種類とホログラム加工を施したレアカード9種類をそろえ、1パックに5枚がランダムに入っている。館内の売店「プラザショップ」で販売。5月中旬からオンラインショップでも販売する予定。

購入特典として、パッケージ裏面のQRコードをスマートフォンで読み取ると、オリジナルのデジタルフォトフレーム(8種類)を使って記念撮影ができる。

フォトコンテストも7月31日まで開催。同館の公式SNS(インスタグラムかX)をフォローし、館内でオリジナルフォトフレームを使って撮影した写真か、コレクションカードを被写体とともに写した写真を、「#とばすいコレカフォトコンテスト」のハッシュタグをつけてSNSに投稿する。詳細は同館のホームページに掲載されている。

担当者は「当館の生き物の多様さを知ってもらえる機会。ワクワクしながら手にとってもらえれば」と話していた。