
準決勝に続いて先発した津田学園の左腕桑山は9回1失点。全試合二桁安打で勝ち上がってきた三重打線を5安打に抑える好投で連覇に貢献し「素直にうれしい」と喜んだ。
自己最速まであと1キロに迫る最速148キロの直球に、スライダーやカーブなどを織り交ぜ10奪三振。八回に味方のミスが絡んで1点を失ったが、七回まで三塁すら踏ませなかった。
決勝を含めて4試合に登板。22回を投げて2失点で、エースの役割を果たした。「冬から練習してきた成果を出せた」と振り返り、昨年は準決勝で敗れた春の東海大会に向けて「目標は昨年以上。優勝したい」と意気込んだ。