【鈴鹿】他人の住宅の庭に侵入したとして、三重県警鈴鹿署は1日、住居侵入の疑いで、鈴鹿市野辺2丁目、同署留置管理課巡査部長松井秀晃容疑者(35)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後9時半ごろ、市内の70代男性宅の庭に侵入した疑い。「一軒家の庭に許可を得ず勝手に入った」と容疑を認めている。
同署によると、男性は妻と2人暮らし。近所の住民から「他人の家をのぞき込む男がいる」と110番があり、駆け付けた署員が逃げようとした松井容疑者を逮捕した。
松井容疑者は健康上の理由で1月から休職している。「何で入ったのか自分でも分からない」などと話しているといい、同署は侵入した動機を調べている。
中村哲也副署長は「当署に所属する警察官がこのような事件を起こし、誠に申し訳ありません。被害者と県民の皆さまに深くおわび申し上げます」とコメントした。