信綱記念館、卯の花満開 GW明けまで見頃 鈴鹿・三重

【見頃を迎えた卯の花=鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱記念館で】

【鈴鹿】唱歌「夏は来ぬ」を作詞した国文学者・佐佐木信綱(1872―1963年)の出生地、三重県鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱記念館でこのほど、卯の花が見頃を迎えた。卯の花はユキノシタ科の落葉低木で、ウツギの別名。

同館の前庭、生家の裏庭、石薬師文庫前の3カ所に約50株が植えてある。現在はほぼ満開の状態で、小指ほどの大きさの白い花が咲いている。

館内では「夏は来ぬ」の一番の歌詞を書いた信綱直筆の色紙などを展示する。

同館では「今年は例年より開花が早めで、20日過ぎごろから花が咲き出した。ゴールデンウイーク明けくらいまでが見頃」と話していた。