三重と津田学園が決勝進出 春の高校野球三重大会

【三重―海星 四回表無死、今大会第1号となるソロ本塁打を放ち、本塁を踏む三重9番東出=津球場で】

第72回春季東海地区高校野球県大会(県高野連主催、伊勢新聞社後援)は29日、津球場公園内野球場で準決勝2試合があり、三重と津田学園が5月2日の決勝進出と、5月24日からダイムスタジアム伊勢を主会場に開かれる、春季東海地区高校野球大会出場を決めた。

三重は11年ぶり15回目、津田学園は2年連続9回目の春の県大会決勝進出で、三重は11年ぶり14回目、津田学園は2年連続5回目の春の頂点を目指す。

三重は準決勝で昨年秋の県大会優勝校の海星を11―6で退けた。大会第1号となる四回の9番東出康太郎のソロ、3番福田篤史の2ランの2本塁打を含む先発全員の16安打を放って快勝した。

津田学園は準決勝で菰野を6―1で下した。3年生の主戦左腕桑山晄太朗が先発し、昨年秋の県大会2位校で昨夏甲子園出場校の菰野打線を相手に、8回1失点、11奪三振の好投を見せた。

決勝(三重―津田学園)は5月2日、津球場公園内野球場で開かれ、決勝に先立ち3位決定戦(海星―菰野)も行われる。大会の最終結果は今年夏の県大会のシード決めに反映される。

【津田学園―菰野 三回表1死二、三塁、津田学園3番田北の中前適時打で三走田中に次いで二走正木も生還。津田学園2点先制=津球場で】