
【志摩】11月9日に開かれる「全国豊かな海づくり大会」に向け、開催地の三重県志摩市と南伊勢町はPR用のユニホームとエコトートバッグを作製し、志摩市役所でお披露目した。
大会開催周知と機運醸成を目的に、南伊勢町の実行委員会と志摩市の市民会議が共同で作製した。ユニホームは実行委や市民会議のメンバー、両市町の職員らが着用し、エコトートバッグは両市町が各500個ずつ作り、イベントなどで配布する。
ユニホームは半袖のポロシャツで、ブラック、ネイビー、ロイヤルブルーの3色。胸元には大漁旗を持った大会応援マスコット「とこまる」をあしらい、背面には小窓からのぞく南伊勢町マスコットキャラクター「たいみー」と志摩市PRキャラクター「しまこさん」、伊勢エビとタイの柄が描かれた大会開催日などをプリント。南伊勢町の職員がデザインした。
エコトートバッグは縦37センチ、横36センチ。素材には、海岸から約50キロ以内の内陸部に廃棄されているプラスチックごみを回収して作られた「オーシャンバウンドプラスチック(OBP)」などを使用し、環境にも配慮。ユニホームのデザインをエコトートバッグにも活用した。
南伊勢町の広田真理子副町長は「大会のテーマに沿って、私たちに今できることは何だろうと考えて作製した。皆さんにメッセージとして伝わればうれしい」、橋爪政吉市長は「ユニホームやトートバッグを見ることで機運醸成につながるので、市民の目に触れる機会を増やしていきたい」と話した。