新型コロナ減、インフルは増 三重県内先週の感染状況

三重県は23日、新型コロナウイルスの感染状況(14―20日)を公表した。1医療機関当たりの新規感染者は平均1.93人で、前週から13%減少。インフルエンザは平均0.58人で、23%増加した。

県によると、新型コロナの1日当たり新規感染者数は前週より20人ほど少ない120人と推計される。20日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した新型コロナの患者は3人増の27人となった。

感染症対策課は「新型コロナとインフルのいずれも感染の波は収まりつつある」としつつ「コロナは例年、5月の大型連休や盆にかけて増える傾向にある」などとして、対策の継続を呼びかけている。