ヘルメットの着用を呼びかけ 亀山高生徒会長ら、自転車通学生に 三重

【自転車通学の生徒(右端)にヘルメット着用を呼びかける佐藤会長(右から2人目)と桂リーダー(同3人目)ら=亀山市本町1丁目の県立亀山高校正門前交差点で】

【亀山】高校生に模範的な自転車利用時のヘルメット着用と交通安全の大切さをアピールする「セーフティ・バイシクルリーダー」に三重県警から委嘱されている県立亀山高校3年生の桂陽向リーダー(17)ら6人と生徒会3年生の佐藤寛介会長(17)ら役員6人は14日早朝、亀山市本町1丁目の同校正門前交差点で、自転車通学の生徒らにヘルメットの着用を呼びかけた。

亀山署交通課の山本麻美課長ら署員2人と亀山地区交通安全協会員9人、市防災安全課職員1人が協力した。

リーダーや生徒会役員らは、自転車通学する生徒らに「ヘルメットは自分の命を守る」と書かれたチラシとヘルメット盗難防止ホルダーを手渡し、「自転車に乗るときは、必ずヘルメット着用してください」と呼びかけた。

桂リーダーは「自分も自転車通学している。必ずヘルメットを着用している」、佐藤会長は「生徒会としても、リーダーらに協力し、一人でも多くの生徒がヘルメットを着用してもらえれば」と話した。

山本課長は「ヘルメットを着用することで、万一の事故でも命は守られる」と見守っていた。

全校生徒584人のうち、自宅から学校、最寄りの駅まで自転車通学している生徒は約8割という。