FC伊勢志摩「今季こそ昇格」 東海社会人サッカーリーグ一部、キックオフイベント 三重

【参加者らによるクロストークセッション=伊勢市中村町のザ・オランジェガーデン五十鈴川で】

【伊勢】東海社会人サッカーリーグ一部のシーズン開幕を前に、FC伊勢志摩のキックオフイベントが11日、伊勢市中村町のザ・オランジェガーデン五十鈴川で開かれ、スポンサーや関係者ら約110人が気運を高めた。

第1部のレセプションでは、チームの新組織体制や日本フットボールリーグ(JFL)昇格までの展望を発表。小倉隆史理事長が「昨シーズン、東海社会人サッカーリーグ1部で優勝できたが全国地域サッカーチャンピオンズリーグに勝てず昇格を逃した。今シーズンこそ昇格を目指す」と意気込みを語った。パートナー企業であるおやつカンパニーの横山正志社長、明治安田生命津支社の西岡宏倫支社長らを交えたトークセッションも行われた。

【今シーズンを戦うFC伊勢志摩のトップチームメンバー】

来賓として関係自治体の首長も出席したほか、顧問に就任した前知事の鈴木英敬衆議院議員からの応援メッセージも放映された。

第2部の懇親会では今シーズンを戦うトップチームのメンバーらの紹介があり、参加者らとともに交流。選手代表として登壇した5番DFの和田侑樹キャプテンは「地域の方の想いも背負い戦う。FC伊勢志摩の歴史を変える1年にする」と力を込めた。

今シーズンは19日に開幕し、FC伊勢志摩は20日、伊勢フットボールヴィレッジでVMEC(三重)とのホーム開幕戦に臨む。