帝国データバンク四日市支店は8日、自動車販売などを手がけるユニオン(三重県四日市市小杉町)が津地裁四日市支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。負債は約1億400万円の見込み。
支店によると、同社は平成7年5月創業。国産車をベースにしたカスタム車両の販売に加え、自動車関連の部品販売なども手がけ、20年9月期には約2億6400万円の年売上高を計上した。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大などを背景に、販売車両の取り扱いが減少。令和5年9月期の年売上高が約1億3300万円に落ち込むなどし、昨年9月から事業を停止していた。