
【亀山】6日から始まる「春の全国交通安全運動」に先立ち、三重県警亀山署は4日、亀山市野村2丁目の市西野公園体育館で出発式を開いた。運動期間は15日までの10日間。
同市交通安全対策協議会長の櫻井義之市長は「運動期間中、商業施設などでの広報啓発活動や交通安全街頭指導などにより、交通安全意識の高揚を図る」とし、「交通安全思想に満ちあふれた交通事故のない『安全安心のまち亀山』の実現に向け、皆さんの協力をお願いする」とあいさつした。
一方、本年度より同署に着任した藤盛鉄也署長は「悲しい交通事故を1件でも減らすため、悪質危険な違反者を見逃さない指導取り締まりに取り組み、心に響く交通安全教室や啓発活動など積極的に実施する」と話した。
また、幼保連携認定こども園「亀山愛児園」の年長園児27人が、「道路に絶対飛び出しません」「道路では遊んだり走ったりしません」など交通安全の約束を唱和した。
亀山地区交通安全協会員や市老人クラブ連合会員ら参加者約80人は屋外に移動し、同署交通課の山本麻美課長の号令で市内に出動する白バイとパトカーなど5台を見送った。
