
【津】県土地改良事業団体連合会(愛称・水土里(みどり)ネットみえ)は28日、津市広明町の同会で「第21回『みえの農村風景』写真コンテスト」(伊勢新聞社後援)の表彰式を開き、最優秀賞の伊藤孝司さん(85)=亀山市関町=の「お手伝い」など8作品を表彰した。
農業や農村に関心を高めてもらおうと年1回作品を募集しており入賞作品は同会のカレンダーや広報誌の表紙を飾る。今回は県内で撮影した14人の32点が寄せられた。
表彰式で同会の藤本隆治専務理事は「甲乙付けがたい力作から8点を選んだ。写真を通じて農業の整備事業を理解してもらうことが重要で、業務推進のツールとして活用させていただく」とあいさつし、伊藤さんらに表彰状と副賞を贈った。
伊藤さんの作品は亀山市内で稲刈り後の束ねた稲のはさ掛けを手伝う子らを撮影しており「日頃から風景に人物を入れて撮っている。最優秀はうれしい」と喜んだ。
その他の入賞者は次の皆さん。伊勢新聞社賞=中北幸宏▽優秀賞=上杉裕昭 和田瑠美▽特別賞=茶山昌子 中林和男 板谷一行 曽根憲作