
【鈴鹿】三重県鈴鹿市を拠点に活動する社会人バスケットボールの男子チーム「籠」の選手らが28日、同市役所を訪れ、2月に熊本市で開催した「第7回全日本社会人バスケットボール選手権大会」で、準優勝したことを末松則子市長に報告した。
同チームは4月に3年目を迎える。前身の「055(オーファイブツー)」は平成11年に設立し、過去には全国大会での優勝歴などもあるという。現在は県内外の2、30代の15人が所属し、市立白子中学校で週1回練習する。
全国大会には32チームが出場。東海1位で出場した同チームは決勝で大阪府の「BLACK JACK」と対戦。後半に1点差まで追い詰めたが、80対72で及ばなかった。
来庁したのは若山和貴GMなど関係者7人。
高木豪哉ヘッドコーチは「一人一人が自分の役割をしっかりとこなし、粘り強さを発揮した」と試合を振り返り、佐藤大輔主将(31)は「2位になったことは胸を張れるがあと1つ勝てば1位。次は1位になれるよう頑張る」と話した。
末松市長は「来年の優勝報告を待っている。生涯スポーツとして長くバスケットボールを楽しんで」と激励した。