太陽光設備会社に感謝状 亀山市の企業版ふるさと納税、100万円寄付 三重

【目録を持つ櫻井市長(左)と感謝状を持つ齋藤取締役部長=亀山市役所で】

【亀山】三重県の亀山市は28日、市役所で、市の企業版ふるさと納税の寄付に伴う感謝状贈呈式を開いた。

贈呈式では、ウエストエネルギーソリューション(本社・広島市西区)名古屋支店の齋藤英俊取締役部長が、櫻井義之市長に目録を、櫻井市長が齋藤取締役部長に感謝状を贈った。

脱炭素社会の実現に向け太陽光発電設備の企画・建設事業を展開する同社は、地域社会貢献の一環として、市が令和四年度に創設した「企業版ふるさと納税」の「出産・子育てを支え、未来を担うひとを育てる事業」に対し、100万円を寄付した。県内ではこれまで、津、鈴鹿、志摩、鳥羽の四市と多気、明和の2町に寄付している。

齋藤取締役部長は「地域の理解と協力あっての太陽光発電事業を、県内400カ所のうち、亀山では十カ所で展開している」とし、「未来を担う子どもたちのために活用してください」と話した。

櫻井市長は「このご縁に感謝します。寄付金は、市内の民間保育所などの支援に活用する」と礼を述べた。