新入学児童に「交通安全傘」 JAみえきた、管内8市町に4900本寄贈

【「交通安全傘」贈呈式参加者ら=四日市市役所教育委員会室で】

【四日市】三重北農業組合(JAみえきた)の生川秀治代表理事組合長は28日、市教育委員会を訪れ、地域の交通安全支援の一環として、管内3市(四日市、桑名、いなべ)5町(川越、朝日、木曽岬、菰野、東員)の新入学児童全員に「交通安全傘」4900本を贈呈した。昨年から始め、今回2回目となる。

贈呈式には、生川代表理事組合長、小林正人企画部長、堀部隆洋共済普及課長と廣瀬琢也教育長、草川誠指導課長、今春入学予定の市立中央保育園児18人と園長らが出席した。

生川代表理事が「新入学される皆さん、安全に楽しく通学してください」と、廣瀬教育長に目録を贈呈し、園児ら一人一人に傘を手渡した。廣瀬教育長は「未来を作る子どもたちに、安全の工夫を凝らした傘を頂き感謝します」と述べた。

「交通安全傘」は、ドライバーに目立ちやすい黄色い生地と反射材を使用。児童の視界を妨げない透明素材が部分的に配されており、雨の日の通学の安全を守るデザインとなっている。また、同JAのイメージキャラクター「みえきたん」をあしらっている。