サカタが絵本50冊寄贈 鈴鹿市に、音や仕掛け楽しんで 三重

【末松市長に目録を手渡す阪田社長(手前左)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市平田新町1丁目のベビー用品販売業サカタ(阪田朋成社長)は27日、ゼロ歳から未就学児を対象にした絵本50冊(総額約7万円相当)を市に寄贈した。

寄贈された本には「サカタ」のシールを付し、4月2日から同市飯野寺家町の市立図書館本館で34冊、中江島町の江島分館で16冊をそれぞれ貸し出す。

社会貢献活動の一環として、今年で8回目の寄贈。今回は音楽や音の出る絵本、仕掛け絵本などを中心に同館が選定した。寄贈冊数は今回を含め375冊となる。

同日、同市役所で寄贈式があり、阪田社長(60)は「昨今、音も絵もスマホで見れる時代ですが、(絵本で)家族と子どもの楽しい時間を確保していただければ」とあいさつし、末松則子市長に目録を手渡した。

末松市長は「図書館でも人気のコーナーで、毎年新しい本が入ることを子どもたちも喜んでいる。小さいうちから本に慣れ親しむ一助にしていければ」と謝辞を述べた。