ポムポムプリン列車出発 三十三銀、近鉄名古屋線できょうから 三重

【出発式でテープカットする関係者=四日市市の近鉄四日市駅で】

【四日市】近鉄名古屋線で25日から、三十三銀行のイメージキャラクターでもあるサンリオの「ポムポムプリン」をあしらった「三十三銀行ラッピングトレイン」の運行が始まるのを前に、24日、三重県四日市市の近鉄四日市駅で出発式が開かれた。

出発式には、「ポムポムプリン」の着ぐるみが駆けつけ、同行の道廣剛太郎頭取と近畿日本鉄道・鉄道本部名古屋統括部の角谷充規運輸部長ら関係者がテープカットした。津田第一幼稚園(同市笹川)の14組の園児と保護者が招待され、出発する列車を見送った。

ラッピングトレインは主に名古屋線を走り3両編成。外観は黄色と茶のツートンカラーで、ポムポムプリンをはじめ、ハマグリ、土鍋、手裏剣、夫婦岩、ジュゴンなどといった三重に関連するイラストが描かれている。

山田・鳥羽・志摩線では一足早く、22日から運行が始まった。こちらは2両編成で、白と黄緑色のツートンカラーになっているという。

ラッピングトレインは通常ダイヤに組み込まれ、約3年間、運行する予定。道廣頭取は「乗車した人の気持ちが明るくなって、乗った人同士も仲良くなって、より地域の絆が深まれば」と話した。