
【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は24日、任期満了(3月31日)による辞職に伴う杉野浩二副市長(68)の後任に、総務部長の樋口幸人氏(60)=同市野村町=を充てる方針を示した。選任同意案を25日の同市議会2月定例議会に上程する。任期は4月1日から4年間。
樋口氏は愛知大を卒業後、昭和62年に同市職員として入庁。政策経営部長、産業振興部長などを歴任した。
24日の議会運営委員会で、末松則子市長は「高い行政経営能力や的確な判断力のほか、人格や識見も高い。職員からの信頼も厚く副市長に適任」と選任理由を挙げた。