
【伊勢】高校生が地域活性につながる活動を企画し、実践する三重県伊勢市の事業「いせミライプロジェクト」の報告会がこのほど、市役所で開かれ、1年間活動した高校生たちが鈴木健一市長に成果を発表した。
プロジェクトは、若者の視点でまちづくりについて考え活動してもらおうと、市が企画し3年目。今年度は、公募した市内5校の16人が活動した。
高校生たちは3班に分かれ、放課後や休日に活動。市内産の規格外品のイチゴを活用し、飲食店と協力してスイーツを開発したり、外国人観光客向けにバスの乗り方を伝える動画を制作したり、親子で楽しめるイベントなどにも取り組んだ。
報告会では、各班ごとに発表。鈴木市長は「今後も地域とのつながりを大切にしてほしい」と呼び掛けた。
参加した伊勢高校2年の房延さやさんは「同世代と意見交換ができ、刺激になった。課題はたくさんあると思うが、伊勢を魅力ある街にしていきたい」と話した。