
【亀山】三重県の亀山市加太地区まちづくり協議会の加太駅舎活用委員会(山崎一博会長)は19日、同市加太市場のJR加太駅舎内「加太サロン」で、「軽音楽コンサート」を開き、地域住民ら計15人を魅了した。
同コンサートには、加太サロンで約2年前から、毎月第3水曜にコンサートをしている男性3人と女性3人のアマチュアバンド「Team・Green」と、女声コーラスアンサンブル「ミルフィーユ」がゲスト出演した。
「Team・Green」は、真っ赤な太陽や愛燦燦など昭和歌謡6曲を、市内各地域の文化祭や地域サロンで歌を届けている「ミルフィーユ」はアカペラで、いぬのおまわりさんやめだかの学校、早春賦、汽車ポッポなど計7曲を披露した。
加太在住の60代の女性は「間近で生の歌声が聴けて、楽しませてもらった」と話していた。
明治29年に開業した同駅は令和4年、JR西日本が市に無償提供。市が木造の駅舎内の旧事務室を「加太サロン」に改装。地域住民の憩いの場として活用している。