
【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスOB有志と一般参加者で組織する楽熟会(栗山育久代表幹事)は19日、同市安島の市文化会館第3展示室で「第5回作品展」を開いた。会員33人による水墨画と陶芸、俳句、銅板工芸の4部門と自由作品合わせて約230点を展示している。20日まで。
長野県・上高地の残雪の山々と湖を、墨の濃淡で生き生きと表現した水墨画「大正池」、手びねりの酒器や花入れ、表情豊かな童地蔵などの陶芸作品、色紙に自作句をしたためた俳句作品などが並ぶ。
また、パッチワークタペストリーやワイングラスで作った万華鏡、木版画、写真など、会員らの趣味作品も展示されている。
栗山代表幹事(80)は「趣味と交流で長生きをモットーに、熟年を楽しむ会です。発表の場を励みに創作した成果を見ていただきたい」と話していた。