
【津】三重県の津市と「おぎそ」がパートナーシップ協定を結んだ18日、同市丸之内養正町の市立養正小で、同社が寄贈したペットボトルを再利用した給食用食器がさっそく使われた。
給食に先立ち、1年1組では同社営業部の小木曽哲也取締役(41)が児童にフレークやペレットにしたペットボトルを見せ「こうして砕いて食器の材料にしている。家でペットボトルをごみに出すときはラベルを剥がしてしっかり洗って」と呼びかけた。
小学校に贈られたのは直径約13・5センチの中わんで、当番の児童がサワラの照り焼きを盛り付け「いただきます」と声をそろえた。山口由花さん(7つ)は「ぴかぴかのお皿でうれしかった。ペットボトルはただ捨てるだけと思っていたからお皿になると聞いてびっくりした。ちゃんときれいにして環境に優しくしたい」と話した。