椿りょうさんら歌劇披露 鳥羽でチャリティーショー 三重

【参加者を前に歌を披露する椿りょうさん(中央)ら=鳥羽市鳥羽の鳥羽国際ホテルで】

三重県内の女性でつくる奉仕団体「国際ソロプチミスト三重―アイリス」(小野寺あけみ会長)は8日、鳥羽市鳥羽の鳥羽国際ホテルでOSK日本歌劇団で男役として活躍する名張市出身の椿りょうさんらを招き、「チャリティーランチショー」を開いた。会員や一般客など約180人が食事や歌劇ショーを楽しんだ。

同団体はこれまで募金の寄付やチャリティー事業を通じて奉仕活動を行ってきたが、コロナの影響もありチャリティーランチコンサートは8年ぶりの開催。

ショーでは椿さんのほか娘役の唯城ありすさんと華蓮いろはさんがステージに登場。NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の主題歌「ハッピー☆ブギ」や「オーシャンゼリゼ」など13曲をメドレー形式で披露した。参加者は手拍子をしたり、OSK歌劇団の名物「桜パラソル」を振りながらショーを楽しんでいた。

ショーの収益金は後日、能登半島やこどもの支援活動を行う団体など4カ所に寄付される。小野寺会長は収益金の寄付について「子どもや女性のために役立ててほしい」と話した。