レースチームと児童交流 鈴鹿サーキットで鈴鹿の天名小

【塚越監督(左)からマシンの説明を聞く児童ら=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市御薗町の市立天名小学校の4、5年生21人が7日、同市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで、レーシングチーム「ThreeBond Racing」と交流し、マシン見学やチーム関係者らの話を聞いた。

モータースポーツの魅力に触れ、鈴鹿市民であることに愛着や誇りを持ってもらいたいと、市とNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会が主催。同日から9日まで、同所で開催する「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に合わせた初の取り組みで、市が昨年2月に同レースを統括する日本レースプロモーションと締結した連携協定の一環として実施した。

チームピットを訪れた児童らはマシンやハンドル部分を間近で見たほか、塚越広大監督や伊勢市出身の三宅淳詞選手と交流。「レースは楽しいですか」という児童の質問に、三宅選手は「楽しいけどつらいこともある」、塚越監督は「一番になれないと悔しいけど、次はもっと頑張ろうと思う」とそれぞれ答えた。

交流後、児童らはピット2階のテラス席でフリー走行を観戦。5年生の米川翼君(11)は「車は好きだけどレースを見るのは初めて。速くてびっくりした」と話した。