
【鳥羽】日本損害保険協会中部支部三重損保会(会長・三原二朗東京海上日動三重支店長)は、このほど開催された「第21回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」(同協会主催)で「ぼうさい探検隊賞(日本損害保険協会賞)」を受賞した、鳥羽市安楽島の「安楽島キッズ探検隊」を表彰した。
同コンクールは、小学生らが地域を探検し、防災・防犯・交通安全に関する施設や設備などを見て回り、地図にまとめるもの。今年は全国の小学校、子ども会、児童館など419団体から1413作品が寄せられ、県からは10団体38作品の応募があった。
安楽島キッズ探検隊は、年長から小学校高学年の児童ら7人で構成。安楽島町内を歩いて調査し、地域で使われる防災無線が聞こえるかを町民に確認した内容や、災害時の備えなどについて地図にまとめた。
安楽島公民館でこのほど表彰式があり、三原会長から児童らに表彰状と副賞を贈った。
三原会長は「年長から小学校高学年までの児童らが聞き取りを実施し、まとめた点が素晴らしい」と講評。
式に参加した中村欣一郎鳥羽市長は「安楽島地区は地域全体で防災活動を行っている点が素晴らしい」と話し、児童らはマップの制作について「町の人に話しかけるのが緊張した」「暑い時季だったので大変だった」と感想を話した。