
一見勝之三重県知事は5日の定例記者会見で、県を代表する祭りの魅力を発信するイベントを、4月に開幕する大阪・関西万博の会場内で9月22日に開催すると発表した。
県によると、イベントは「~三重のおまつり大集合!~MIEフェスティバルinEXPO」と題し、大阪・関西万博で最大のイベント会場「EXPOアリーナ『Matsuri』」で開く。
重要無形民俗文化財の石取祭(桑名市)や上野天神祭(伊賀市)など、10の祭りを取り上げる。祭りの歴史や起源を映像で紹介する予定。一部の祭りはステージで実演する。
また、県は万博会場に設けるブースで案内などを担うアテンダントのユニホームを発表。忍者をイメージしたデザインで、胸には県のキャッチフレーズ「美し国みえ」のロゴマークを付けた。
一見知事は「県内の祭りが一堂に会するのは万博ならでは」と強調。ユニホームについては「忍者は人気のコンテンツ。三重を忍者発祥の地としてアピールしたい」と述べた。