三重県は26日、新型コロナウイルスの感染状況(17―23日)を公表した。一医療機関当たりの新規感染者は平均4・97人で、前週から2%(0・08人)増加。2週連続で増えた。
県によると、一日あたりの新規感染者数は前週比10人増の320人と推計される。23日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は、前週比2人増の40人だった。
また、23日までの1週間でインフルエンザと診断された患者は一医療機関あたり平均1・36人で、前週から15%(0・24人)の減少。6週連続で減少している。
感染症対策課は「新型コロナの感染者数は昨年末ごろから、おおむね横ばい。インフルエンザの感染者数は昨年末をピークに減少傾向にあるが、再流行も懸念される」としている。