専門知識、プロから学ぶ 亀山市民ら「まちゼミ」受講 三重

【チキン南蛮の作り方を指導する野田料理人(右端)=亀山市椿世町の「一汁三菜・葉月」で】

【亀山】亀山商工会議所(川森浩司会頭)が主催する「第12回亀山まちゼミ」が1日から、同会議所会員事業所計25事業所で始まっている。3月2日まで。

「得する街のゼミナール」と題した「亀山まちゼミ」は、店舗の店主やスタッフが講師となり、プロならではのちょっとしたコツや専門知識を伝授する。実際に店舗へ足を運び学ぶことで、新たな発見と地域の活性化を目的とした取り組み。

期間中、酒店では「甘酒作り」、和菓子店では「いちご大福作り」など25講座を予定している。

5日は、同市椿世町の弁当テイクアウト専門店「一汁三菜・葉月」(北川道子店主)で、野田武彦料理人が講師を務め、「今日の晩ごはんを作ろう」と題して、40―70代の女性計4人が参加。主菜「チキン南蛮」と副菜「切干し大根のツナサラダ」の2品に挑戦した。市内在住の50代の女性は「料理を作ることが好きで、教えていただいたチキン南蛮を得意料理の一品にします」と話した。

野田さんは「葉月では、低価格のお弁当を販売している。素材をおいしく工夫し、丁寧に調理することがコツです」とアドバイスした。