「四日市三交ビル」ホテルに建て替え 三交不動産、令和10年春開業目指す 三重

【「四日市三交ビルアネックス」(左)と新たな「四日市三交ビル」(右)の完成イメージ(三交不動産提供)】

【四日市】三重交通グループの三交不動産(津市丸之内、中村充孝社長)は、四日市市浜田町の賃貸オフィスビル「四日市三交ビル」を建て替え、地上13階建ての「四日市三交ビルアネックス」を建設すると発表した。令和10年春の開業を目指す。

同ビルは1階を店舗、2~13階を三重交通グループの三交インが運営するホテルとする。客室数は170室を予定しており、観光・ビジネスのニーズへの対応をねらう。総事業費は約50億円。

また、三交不動産では同ビル計画地に近接する場所で、今春竣工予定の地上14階建てオフィスビルを建設中。新たに「四日市三交ビル」と名称を決定し、テナント工事など開業に向けた準備を進めている。

隣り合う二つのビルは調和の取れた一体性のあるデザインを採用しており、国のバスタプロジェクトや同市による整備事業など、開発が進む同地域での新たなランドマークになることを目指す。