桜井氏に当選証書 「爽やかに目覚めた」 亀山市長選 三重

【今西委員長(右)から当選証書を受け取る桜井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県の亀山市選挙管理委員会は27日、市役所で亀山市長選に係る当選証書付与式を開き、当選した現職の桜井義之氏(61)に、今西政和委員長が当選証書を手渡した。

任期満了(2月5日)に伴う同選挙は19日告示され、26日投開票が行われ、5選を目指す現職の桜井氏と新人の神巫リエル氏(38)の2人が立候補。現職と新人の一騎打ちとなり、桜井氏が神巫氏を破り、5回目の当選を果たした。

桜井市長は選挙戦を振り返り、「市民に政策を伝える機会として、意義のある選挙だった。当選から一夜明けたけさは、爽やかに目覚めた」と話した。

5期目の4年間について、「令和7年度を最終年度とする『第2次総合計画』を進める中で、同8年度より始まる、次期の『第3次総合計画』の策定作業を通じて、子育て支援として、周産期医療の抜本的強化や母子保健の拡充などに取り組む」とし、「市民の声なき声に耳を傾け、活力のある未来への道筋に努める」と決意を語った。