高齢者施設に手作り雑巾やお菓子 大紀町商工会女性部が寄付 三重

【永田部長(左)から雑巾やお菓子などを受け取る大西さん=大紀町阿曽の「みんなの家いいひ」で】

【度会郡】三重県の大紀町商工会女性部はこのほど、手作りの雑巾やタオルなど計220枚とバザーの収益金で購入したお菓子を、町内の高齢者福祉施設に寄付した。

奉仕活動の一環として平成17年から毎年実施。例年は女性部員から集めた雑巾やタオルを届けていたが、今回は町内の廃業した縫製工場に残っていた未使用の布を活用し、女性部員らが雑巾を手作りした。

永田美栄子部長と小倉香代子副部長が、手分けして町内の施設11カ所を訪問。同町阿曽の「みんなの家いいひ」では、責任者の大西真二さんが永田部長から雑巾やお菓子などを受け取った。

永田部長は「部員たちが心を込めて雑巾を作りました。少しでもお役に立てたらうれしいです」と話した。施設の職員らは「毎年ありがとうございます。とても助かります」と喜んでいた。