特産松阪牛、味わって 津の産直施設「朝津味」22日にセール 三重

【「肉特売セール」への来場を呼びかける岸本店長(右端)ら=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】三重県津市高野尾町の産直施設「朝津味」の岸本祐磨店長(35)らが18日、同市本町の伊勢新聞社を訪れ、22日午前9時半から、松阪牛や特産松阪牛などを値打ちに販売する「肉特売セール」をPRした。

岸本店長は肉卸問屋の中村畜産三重営業所(芸濃町)の北野秀明所長(63)、松阪牛仲介業者の市村(四日市市河原田町)の市村一美代表(64)、生産者の三重加藤牧場の加藤勝三取締役(37)と共に訪れた。

200パック限定で松阪牛切り落とし500グラムを税込み3千円で販売するほか、松阪牛の中でも兵庫県但馬地方の子牛を900日以上かけて肥育した「特産松阪牛」すき焼肉300グラムをウデ、モモ4500円、同肩ロース5千円などで販売する。松阪牛の試食や手作り豚汁の振る舞いもある(なくなり次第終了)。

加藤取締役は「特産松阪牛は長く肥育することで水分が抜け脂の質が良くなる。この値段で出ることはまずない」、北野所長は「三重でも松阪牛の味を知らない人は多い。このイベントをきっかけに地元で広めていきたい」と力を込める。

岸本店長は「県産の野菜、豆腐、糸こんにゃく、卵などすき焼の材料も全てそろいます」と来場を呼びかけた。