
【津】水彩画の愛好会「白雅会」(会員16人)の第20回作品展が6日、三重県津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザ1階ギャラリーで始まった。50―80代の会員と顧問の林徳一さん、講師の村田幸一さんの作品計36点を展示している。8日まで。入場無料。
同会は月2回近郊で屋外の風景を中心に描いている。縦の構図でシュロの木やパラソルを描いた「河芸マリーナ」、祭り山車の前で笑顔を向ける「関の山車と母」など、透明水彩で描いた作品が並ぶ。20回の節目に、作品の脇に作者の思いを書いたカードを添えている。
村田講師(66)=同市久居藤ケ丘町=は「皆それぞれ個性があるので指導は最小限。引き算で透明感を出すのは難しくもあり素晴らしくもある」と話す。
会員の林賢二さん(73)=同市安東町=は「いい関係の仲間と絵が描けて楽しい。発表の場は励みになる」と話した。