松阪市、窓口時間を短縮へ 来年10月から、午前9時―午後4時半に 三重

【窓口受付時間の短縮を発表する竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県の竹上真人松阪市長は21日、定例記者会見で来年10月1日から市役所の窓口受付時間を午前9時から午後4時半までに変更すると発表した。

今年4月に職員提案があり、審査で入選した。常態化している閉庁前後の時間外勤務を抑制する狙い。全国的に見直しの気運があり、福島県いわき市は今年から午前9時―午後4時にしている。県内ではいなべ市が平成15年から10分短縮し、熊野市が来年1月から30分減らす。

松阪市は現在、午前8時半から午後5時15分まで。変更で1時間15分短縮する。過去3年間の実績では午前9時から午後4時半までに92%が来庁している。またマイナンバーカードの普及に伴いコンビニ交付が本年度は9月末で33%へ増加している。

竹上市長は「内部業務の改善や新たなサービスの企画立案に注力できる」と話した。