
【伊勢】三重県伊勢市二見町の水族館「伊勢シーパラダイス」で、昨年6月に生まれた雌のミナミアメリカオットセイの名前がこのほど、「エマ」に決まった。
同館は7月19-31日にかけて、ホームページの専用フォームやはがきで名前を募集。応募があった550件の中から飼育員が四つの候補を選び、8月7―9日にホームページで行った決戦投票で決定した。
命名者で東京都の40代女性は、「父親パブロと母親ラズがラテン系の名前なので、ラテンの名前が良いと思い、『宇宙』や『大きい』などの意味があるエマにした。漢字だと笑満。伊勢シーパラダイスは笑顔と笑いでいっぱいだからです」と名前の由来を話した。
エマは同館で初めて誕生したオットセイで、ちょっぴり気が強くおてんばな女の子。現在は体長が約84センチ、体重は約11キロに成長した。今後は、ご飯や遊ぶタイミングでエマを見られる機会が増えていくという。
飼育担当者は「名前の由来にもあるように、これからも元気に大きく成長していってほしい。すてきな名前をいただいたエマちゃんに今後もぜひ、注目してもらえるとうれしいです」と話した。