
【鈴鹿】三重県鈴鹿市地子町のJA鈴鹿(谷口俊二組合長)は鈴鹿、亀山両市のJA鈴鹿農産物直売所「果菜菜」の3店舗で20日から、管内産小麦ニシノカオリとあやひかりで作った夏向けのラーメン3種類を販売する。3種類は担々麺、汁なし担々麺、ざるラーメンで、昨年12月に発売した「JA鈴鹿のもっちもちラーメン」の第2弾。
それぞれ1袋2食入りで、担々(たんたん)麺と汁なし担々麺は400円(税込み)、ざるラーメンは360円(税込み)。
第1弾の売れ行きが予想以上に好調で、5月末までに1万袋以上を販売。購入者の期待にこたえ、約3カ月かけて新商品を開発した。
JA鈴鹿が取り扱う管内小麦の収穫量は、令和5年が約2785トン。2種類の小麦を独自の割合で配合した麺は、もちもちとした食感と喉ごしの良さが特徴。
さらに、ざるラーメンは小麦の配合率を変えることで、つるつるした食感を引き出すよう工夫したという。
生活部生活福祉課の伊藤浩司課長は「夏にぴったりのラーメンに仕上がった」と話した。