自転車の安全リーダーに 桑名高の5人を委嘱

【セーフティ・バイシクルリーダーに委嘱された生徒ら=桑名市東方の桑名高校で】

【桑名】三重県警は24日、桑名市東方の桑名高校の1年生5人を、自転車の安全利用を促す「セーフティ・バイシクルリーダー」として委嘱した。模範的な自転車運転をし、警察の交通安全啓発活動などにも協力する。県内の高校で、8校目の委嘱となる。

同校で委嘱式があり、桑名署の山澤正和署長が生徒一人一人に委嘱状を手渡した。日本損害保険協会三重損保会の藤森宗高会長からは、活動用のヘルメットが贈られた。

國分(こくぶ)咲那さん(15)は「今まで以上に自転車の安全運転を心がけ、周りの人にも呼びかけていく」と意気込んだ。

委嘱を受けた5人は早速、活動に取り組んだ。ヘルメット着用と自転車の施錠を呼びかけるポスターを校内の掲示板に貼り、下校する他の生徒に反射材などを配った。