多気町の介護施設が詐欺被害 電子マネー5万円分、PCウイルス名目

【多気郡】三重県警松阪署は23日、多気町の介護施設がウイルス感染を名目に、5万円分の電子マネーをだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、女性従業員が22日午前10時ごろ、介護施設のパソコンに警告音とともに「ウイルスに感染した」と表示され、示された電話番号に連絡。「セキュリティーシステムが必要」と言われた。

女性は指示に従い、コンビニで電子マネーカード5万円分を購入。電話で利用番号を伝え電子マネーをだまし取られた。「エラーだった」と指摘され、追加で10万円分を購入しようとしたところ、不審に思った店員が通報して発覚した。