32歳ベテラン篠原が決勝ゴール ヴィアティン三重、天皇杯切符に貢献 サッカー県選手権

県選手権連覇が懸かる決勝で、今季ヴィアティン三重に移籍加入した32歳が決勝ゴール。1―1の同点で迎えた後半、セットプレーからDF饗庭のアシストでDF篠原がヘディングシュートを決めた。「合わせるだけだった。折り返した(饗庭)瑞生の得点」と謙遜したが、準決勝に続く2試合連続得点でチーム史上初の天皇杯2年連続出場に貢献した。

前半7分に失点した後は追加点を許さず、最終ラインで身体を張り続けた。気持ちを前面に押し出した攻守でJ2の岡山、福岡などでプレー。その経験を買われて三重から初のJリーグ参入を目指すJFLのヴィアティンに移籍したベテランは「Jリーグのチームと対戦しJのレベルを肌で感じることがチームの良い経験になる」と天皇杯出場を喜んでいた。