鈴鹿市議会 議長に池上氏、副には桐生氏 三重

【池上茂樹議長(右)と、桐生常朗副議長】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会は13日、5月開会議会で議長に池上茂樹議員(63)=公明党、5期目=、副議長に桐生常朗議員(32)=自民党鈴鹿市議団、2期目=を選んだ。いずれも初就任。任期は申し合わせで1年。

池上議員は平成19年に初当選し、副議長や議員定数および報酬検証特別委員長などを歴任した。同市稲生こがね園。

桐生議員は令和元年に初当選し、監査委員や文教環境副委員長などを歴任した。同市東旭が丘4丁目。

就任後、池上議長は「行政と議会の情報共有に向け、市長と副市長、議長と副議長の4者会議を月1回持つ仕組み作りを市に提案するほか、鈴鹿亀山地区広域連合の仕組みを検証する特別委員会を新たに設けたい」との考えを示し、「28人が『チーム鈴鹿市議会』として、一つになって進んでいくために協調性のある議長を目指す」と意気込みを語った。

桐生副議長は「全国的に見ても若い副議長になると思うが、議長を支えてしっかりとサポートしていく」と話した。